興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和

興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和

1,375円 (税込)

6pt

14世紀の初頭、アナトリアの辺境に生まれた小国は、バルカン、アナトリア、アラブ世界、北アフリカを覆う大帝国に発展した。強力なスルタンによる広大な地域の征服から、「民族の時代」の到来により「多民族の帝国」が分裂するまでを描き、柔軟に変化した帝国の仕組みと、イスタンブルに花開いたオスマン文化に光をあてる。 イラク、シリア、そしてパレスチナと、現在も紛争のさなかにあるこの地域を理解するためにも必読の書。

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興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    西洋史関連の本を読んでいると、必ず出てくるオスマン帝国。

    知っているようで、あまり知らないので、読んだ。

    とてもわかりやすく、オスマン帝国の興亡について書かれていた。

    長きにわたる支配、広大な支配。

    なぜそれができたのか?について、少しは頭に入ったかな。

    多様な民族・文化・宗教を包摂しなが

    0
    2021年10月17日

    Posted by ブクログ

     トルコ、と聞くと皆はどういうイメージがわくのだろうか。
     ある人はトルコアイス、ある人はケパブといった肉料理かもしれない。またある人はなんだかわからいけどイスラムの国という反応かもしれない。

     実際私はあまり印象がない。高校で世界史を学ばなかったせいもある。
     だからか、以前より中東やイスラムに

    1
    2021年02月28日

    Posted by ブクログ

    オスマン帝国が大きく2つに分かれること。
    17世期までのオスマン帝国が、他民族、他宗教国会であり、現実的な政策をして一つの国にゆるやかに纏っていたのが、ヨーロッパの近代化の波にもまれ、民族自決や宗教をはっきりと主張し出したことにより、内部崩壊が起こった。
    しかし、兄弟殺しはインパクト充分。不思議なの

    1
    2020年05月13日

    Posted by ブクログ

    500年の平和、とはオスマン帝国の歴史のうち14世紀から18世紀までのことを指す、と筆者は言っている。その5世紀の中では外征も内乱も起こっているから完全なる平和ではなく、このタイトルに疑問を呈する向きもあるが、パクスロマーナもパクスアメリカーナも、戦争のない状態ではなく民族を超えた覇権によりその勢力

    1
    2016年12月04日

    Posted by ブクログ

    とてもおもしろく読めた。
    500年の平和という中でも変容していく帝国の内実がわかりやすく描かれている。
    それぞれのエピソードを現代に引き戻してくると、中東欧や中等の現状(一部で混乱は続いている)の原因も見えてくる。

    0
    2022年01月30日

    Posted by ブクログ

    塩野七生さんの「コンスタンティノープルの陥落」を
    読んで、オスマン帝国のスルタンや
    統治方法に興味が出て、こちらを読みました。
    正直中だるみしたんだけど、オスマンの女性や
    キリスト教徒など異教徒の扱い方、
    商人の台頭や役割、詩人の存在について等、
    トピックが非常に広く包括的でした。
    塩野さん、その辺

    1
    2020年05月01日

    Posted by ブクログ

     中東諸国の歴史がよくわかっていなかった。オスマン帝国の歴史を学ぶことによって、争いの背景がわかりました。

    0
    2021年10月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初は何人(なにじん)の国でもなかったオスマン帝国。トルコ人支配の国ではなかったし、最初の領土確立地域はアナトリアではなく、バルカンだった。
    アナトリアの遊牧民の国という誤解と「オスマン=トルコ」という見方がこのー冊で大きくひっくり返された。(その誤ったイメージの出所は現在のヨーロッパ界隈の政治によ

    1
    2018年09月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初に大事なことを。「表題にあるような500年の平和なんて無かった」<代替わり毎に兄弟皆殺し、反乱、外征の繰り返し(代替わり毎の兄弟皆殺しは初期だけとはいえ)

    そして、オスマン帝国のコンセプトである『イスラム法を用いて、イスラム教徒と非イスラム教徒を平等に支配する』結局これが完成する前に国が滅んだ

    0
    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    世界史も地理も詳しくないのですが、大変興味深く読みました。
    学術文庫というのも初めて読みましたが、文庫にコンパクトにまとまっており、面白いです。
    コンパクトにするためにある程度端折ってはありますが、わかりやすく読みやすく、歴史や文化などに触れ絵や図なども豊富です。

    日本とは異なる価値観、考え方、そ

    1
    2018年01月20日

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