作品一覧

  • 新版 経営行動 経営組織における意思決定過程の研究
    4.0
    1巻5,500円 (税込)
    1978年ハーバート・A・サイモンは「経済組織における意思決定過程の先駆的研究」を理由にノーベル経済学賞を受賞した。本書は、組織を「情報の授受を媒介とする意思決定のシステムであるととらえている。個としての人間は「限られた合理性」を達成することができるだけだが、本書では、組織の意思決定機能が、そうした限界を超えるための可能性を解いている。
  • 組織論の名著30
    5.0
    1巻935円 (税込)
    私たち人間は、組織をつくることで繁栄を遂げてきた。20世紀に興隆する組織論は、企業組織のあり方の探究などわめて実務的な面をもちつつも、他方で集団を形成し協働するという人間本性に根ざした学際的な学問だ。本書では、バーナード『経営者の役割』やウェーバー『支配について』といった近代組織の基底をなす議論から、リーダーシップ論、組織文化論、組織学習論、意思決定理論、さらにはオライリー&タッシュマン『両利きの経営』といった近年の著作まで国内外の名著30冊を精選。組織に生きるすべての人に向けられた最良のガイド。
  • 50代からの幸せな働き方―――働きがいを自ら高める「ジョブ・クラフティング」という技法
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    役職定年や本意ではない異動、仕事へのやらされ感に悩むミドル・シニア。幸せな仕事人生を過ごすために有効な仕事術が「ジョブ・クラフティング」だ。第一人者による入門書の決定版。ミドル・シニア向け研修用テキストとしても最適。
  • 組織論の名著30

    Posted by ブクログ

    人事領域の仕事と、趣味のバレーボールをする中で、組織論と言う大きなテーマがそれらを接ぎ木するものであるという感覚があったが、組織論の本を読むにも何から始めればよいかということで、本書にあたった。
    大学時代に、『社会学の名著30』と『政治学の名著30』を読み、いくつか古典に挑戦したこともあったため、名著シリーズはなじみ深い。元々、数多の古典があるなかで、30冊選ぶという途方もないプロジェクトであるゆえに、どうしてもバイアスがかかるとは思っていたが、筆者の高尾氏は名著選定における自分自身の嗜好などに自覚的で、まえがきなどでも試行錯誤したプロセスを書かれており、かえって安心感を読むことができた。本書

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    2025年01月13日
  • 新版 経営行動 経営組織における意思決定過程の研究

    Posted by ブクログ

    世界的に有名な学者、ハーバード・サイモンによる経営学本


    学者と書いたのは彼の業績を〇〇学者の・・・といった表現ができない
    学際的なものだったから

    原著自体初版から改訂を経ている本なのでサイモンによせられた批判に対する反論もしていてる

    経営行動についての本であるが人間の意思決定の過程、つまりどのようなシステムが脳で動いているのかという視点で考えている

    システム自体の説明をプロセスに分けて考えているのだが、丁寧すぎて全体像を掴み切れないかもしれないし、解説本も殆ど無いので、丁寧に読みたい

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    2013年04月24日
  • 新版 経営行動 経営組織における意思決定過程の研究

    Posted by ブクログ

    不確実性のなかで、いかに個人が、そして組織が意思決定を行うのか、というのは、私の長年の問題意識なのだが、その際の重要な前提となるのが、人間の認知能力の限界と組織が生み出すバイアスといったもの。という観点から、ハーバート・サイモンの限定合理性という考え方には、大きな影響を受けている。そのサイモンの組織論に関する古典的名著がこれ。

    長らく読みたかったのだが、絶版状態が続き、古書も1万円を超える価格で取引されていて手が出なかったところ、ついに新訳で登場。さらには、4th editionをベースとして、大幅なコメンタリーが加えられて、分量的には2倍になっているのではないかな。

    と、本の厚さに圧

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    2017年05月02日

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